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【GA4を活用】ブログの運用改善に向けて分析してみた。

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こんにちは、おんたまです。

ブログを開設して1年9ヶ月が経ち、先日ようやく50記事に到達しました。だいぶマイペース更新でやっとという感じですが…それでもここまで続けてこれた達成感を感じています!

正直PV数もブログから得る収入も微々たるものですが、それでも少しずつ伸びてきたのと今後ブログのリニューアルをを検討しているので、振り返りと運用改善に向けてGA4で自分のブログを分析してみました。

目次

GA4について

GA4(Google Analytics 4)はGoogleが提供するウェブ分析ツールで、ユーザーの行動を追跡し分析することでウェブサイトやアプリのパフォーマンスを理解するのに役立ちます。

カスタマイズや設定を加えることで様々な種類の統計を確認することができますが、私自身はデフォルトで用意されている統計の範囲内でチェックしています。

またGAの使い方は書籍やUdemyなどの学習コンテンツでも学べますが、私自身はGoogle公式のスキルショップというオンラインコースを一通りやりました。無料で学習ができるので、本格的に使用する前にまずはどんなことができるか知りたい方におすすめです。

分析の目的

GA4の活用は普段PV数や訪問されているページを日課としてチェックする程度ですが、本来的にはサイトの現状を把握した上で良い点や課題を洗い出し、サイト運営の改善に活かすべきです。

ただ数値をなんとなく見るだけよりも目的を持った上で利用する方がデータを活かせるので、今回はPV数を増やすための打ち手と、ブログリニューアルに役立てるという目的を持って分析していきます。

分析項目と結果

分析項目は今回以下4つを見ていきます。

  • PV数の遷移
  • ユーザーの流入経路
  • オーガニック検索でのキーワードとクリック数
  • ユーザー属性

1.PV数の遷移

PVとはPage Viewの略称でユーザーが閲覧した表示回数のことを指します。各記事ごとのPV数も確認ができ、どの記事がよく見られているか知ることができます。今回は全体のPV数を2023年3月〜2024年3月までの12ヶ月と、直近30日間分でそれぞれ分析しました。

12ヶ月の統計

2023年9月〜11月はGoogle Discoverに取り上げられてかなり向上しましたが、その後ヒットしなくなるとぐんと下がって戻ってしまいました。その後は検索エンジン経由の訪問でPV数が微増しています。

12ヶ月間のPV数とユーザー数の統計データ

30日間の統計

ここ1ヶ月のPV数は大きく変動せず横ばい状態です。なお土日になるとPV数が減少し平日になると上がっていることに気がつきました。ここから平日仕事中に調べ物などで検索して記事に辿り着くユーザーが多いのではと考えられます。

30日間のPV数とユーザー数の統計データ

2.ユーザーの流入経路

ユーザーの最初の参照元/メディアという統計で確認していきます。参照元とはウェブサイトやアプリに訪れるユーザーの流入やアクセスのことを指します。参照元の種類は様々ですが私のブログでは以下5つがメインで上がっていました。

スクロールできます
参照元の種類説明
Organic Search主要な検索エンジン(Google、Bing、Yahooなど)を使用してアクセスする
Directユーザーが直接URLを入力してサイトにアクセスした場合や、ブックマークを使用してサイトを訪れた場合など、Referralが特定できないアクセス
Referral他のウェブサイトやアプリからのリンクを経由したアクセス
Organic SocialFacebook、Twitter、Instagramなどのソーシャルメディアのリンクを経由したアクセス
Unassignedいずれの参照元の種別にも分類できなかった経路不明のアクセス
参照元の種別

参照元と合わせてメディアの種類も確認しました。12ヶ月間で見ると「google / organic」が圧倒的に多く全体の75%を占めています。続いて「(direct) / (none)」が来ていますが、その後もyahoo、bingのorganic searchが続いているため検索エンジンから記事を見つけてアクセスしてくる人がメインのようです。

次いでDirect、Referralが多く、Organic SocialはSNS更新ができていないこともあり少なかったです。

ユーザーの最初の参照元/メディアの統計データ

3.オーガニック検索でのキーワードとクリック数

一番アクセスの多いGoogle検索エンジンの検索キーワードを調べました。ブックマーク系のキーワードが上位を占めていて、他は資格やipad関連のキーワードでよく検索されているようです。

私のブログ記事はUIUX関連の学習記録も多いですが、検索となると仕事に関わる記事のヒットがメインになっていることがわかります。学習記録の記事は一時期Google Discoverでヒットしたので、興味がある人の目に留まるようなSNS発信と組み合わせる方が効果的かもしれません。

Googleオーガニック検索クエリの統計データ

4.ユーザー属性の概要

ここ12ヶ月間でブログを訪問してくれたユーザーの属性も確認しました。

ユーザー属性の概要統計データ

地域

市区町村別で見ると上位は大阪、東京23区エリア、横浜、福岡などの主要都市が占めています。23区の中でも港区、渋谷区、新宿区、千代田区とオフィス街のある地域が上位に来ているので、やはり仕事関連での検索をきっかけに訪問するユーザーが多いのかなと予想できます。

性別

訪問ユーザーの性別はデータ取得ができないunknownが全体の半分以上を占めていたので参考にしきれませんが、判別できるデータだけで見ると約6:4で男性の方が少し多い結果になりました。

興味(インタレスト)

訪問ユーザーがどんなジャンルに興味があるかをカテゴリ別で統計してくれます。一番多いのが「Technology/Technophiles」で、テクノロジー関連のトピックスやガジェットに関心が高い人が記事を見てくれています。私のブログはWebやUIUX関係の記事が中心なので妥当かなと思います。

続いてLifestyles & Hobbies、Media & Entertainment系のカテゴリも多いので、さらにブログネタの幅を広げる場合はこの辺りのジャンルも意識すると良いかもしれません。

年齢

性別同様に半数以上がunknownを占めているので確認できる範囲での統計ですが、20代〜30代半ばのユーザーが多くを占めていそうです。私自身がちょうどアラサーかつWebディレクター3年目までの経験を記事にしているので、見てくれる人も社会人なりたてや同じ年代・境遇の人に見てもらっている可能性があります。

まとめ

GA4の分析を通して分かったことから主に以下2点を予想しました。

  • 平日に仕事に関わる調べ物の中で記事を見つけて訪問してくる人が多い。ユーザーは主要都市のオフィスで働く20〜30代半ばのIT系会社員(自身と近い境遇の人)がメインである。
    →仕事術や資格関連の記事を増やすとユーザーが増える可能性あり。またブログのリニューアルでも仕事術の記事を複数見てもらえるような設計にすると良さそう。
  • 最近投稿しているUIUXの勉強記録はあまり閲覧されていない。自然検索での流入がほとんどなので勉強記録の記事はそもそもネットで調べて見る人は少なそう。
    →Google Discoverにヒットした時期はDailyUIの記事がとても見られていたので、同様に興味のある人に見つけてもらうための施策が別で必要そう。SNSからの流入がほぼないので併用すると増える可能性あり?

このブログはWebディレクター業務や学習記録のアウトプットがメインなので、収益を上げることは第一に考えていません。しかしユーザーやPV数が増える=人の役に立っている可能性が高まることだと思うので、サイト運用の勉強の観点からもユーザーが興味を持つブログづくりは意識していきたいと思います。

今回分析したことをもとに、改善の打ち手を具体的に考えていくのでまとまったらまた記事にしたいと思います!

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